政略結婚から始まる、愛と憎しみの間で揺れる切なく甘いロマンス時代劇
互いに牽制し合いながらも、苛烈な権力闘争の中で少しずつ惹かれ合っていく2人が胸熱く描かれています。脇役の侍女と君主の家来との掛け合いも可笑しくてこちらも目が離せません。
君主の家来の男性陣も個性豊か。シリアスなのにクスっとする場面もたくさんあってハマること間違いなしのおススメドラマです。
そもそもの因縁
ツンデレドラマのはじまり
<覚悟の嫁入り> 嫁入りしてくる小喬に矢を向ける魏劭(リウ・ユーニン)を軍師が「矢を射たら喉から手出るほど欲しかった磐邑が手に入らではないか」と止める。それほど憎み殺そうとさえした魏劭が嫁い出来た小喬を見た途端、一瞬怒りが萎える顔が笑えます。ここからツンデレドラマのはじまりはじまり~!
攻め込まれた辛都の民は、魏劭が戸籍を調べるのは皆殺しにするためではと怯えていた。そんな中、街に出た小喬は荒れた街並みや壊れた井戸を見て憂い、私財で修繕する。また飢えた民衆に食べ物も提供して感謝される。
ある日、魏劭が祈りの壁を取り壊そうとして、民衆と衝突する。この壁は、かつて戦死した人々の遺骨が積み重なってできた場所だった。民の魏劭への憎しみが爆発し、県令までもが彼に刃を向けありさま。魏劭が県令を殺そうとしたその時、小喬が現れる。
ここで小喬は自ら悪者を演じて民衆の怒りの矛先を魏劭から自分に変えるの。魏劭はむしろ民に称えられる。さすが、小喬あっぱれと言うしかない。
<ハイライト第4話>かつての婚約者だった劉炎に皆の前でプロポーズされて魏劭をとるか劉炎をとるか迫られた時「あなたは私を宝石だといっているけど、民を蟻のようにしか思ってない!」と言って劉炎を振って魏劭の方に走るのよ。それを受け止めるかっこいい魏劭! と思いきや小喬の思いがけないビンタが!パシッ! 一瞬何が起こったのかわからず茫然とする魏劭(汗)「えっ?俺今たたかれた?」この時の魏劭の顔が最高です(≧▽≦)
その場の家来達の何とも言えない反応もアハハですww とってつけたようなぎこちない掛け声をあげて敵を追いかけて行く男たち。魏劭が「さっさと行け。気を利かせろ」とばかりの表情で睨みつけていましたからね。 2人っきりになった魏劭は優しく小喬の足をさすってあげるのよ。すっかり骨抜きにされてるな。もうこれでキリッとしたカッコいい魏魏劭は終りかい(´;ω;`)←まだまだ続きます。
小喬をおんぶして帰る顔は嬉しさを隠せない様子なんだけど、まだ恨みと愛で心境は複雑そうです。
幼い時のトラウマ抱えて、しかも腹黒いおじさん達周囲の圧力の中で生きてきた魏劭は今までどんな辛くて大変な思いをしてきたんだろう。残酷で非常な男と言われたのも当然の成り行きだったのかも。でも運命の人に出会えてよかった。小喬と魏劭が初めはお互いに疑惑を抱きながら、それでも少しずつ近付いて行く展開は目が離せなくて、もうワクワク、ドキドキでした。
これから紆余曲折を経て最後のハッピーエンド(途中少し辛い場面も) まで駆け抜けるんだけど、おしまいの方は可愛い子供も生まれて魏劭も小喬も幸せそうで良かった。おススメ度最高のドラマです!
折腰(せつよう)の意味
文字通り、腰を折って「相手に敬意を表する」とか「謝罪する」という意味のようです。物語の最後の方で小喬のお父さんが魏の国の方に向かって跪き、何度も頭を下げる光景には胸を打たれました。これもまさに折腰ですね。
主題歌はリウ・ユーニン(劉宇寧)の〈烽月〉Blazing Moon
烽(ほう):とは「のろし(遠くへ知らせるための火)」を意味し、転じて戦争や戦乱、戦火を象徴月は夜空に輝く月の意味、つまり「戦火の中の月」という事。 争いや動乱の時代(烽火)と、その中でも変わらずに輝く静かで美しい存在(月)という、対照的なふたつの要素を組み合わせた詩的な言葉です。
ユーニンの歌う〈烽月〉Blazing Moon はロマンチックで物悲しくて 物語に絶妙にマッチしててよかったなあ。

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